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OTANI TALK

2015

仏教学科 p.06


このページに掲載している情報は、取材当時(2014年度)のものです。

06:柔軟性を持った人を育むのが大学の役目

釆睪:好きな授業は?

三谷:専門科目ではないんですけど、中国語が一番楽しいです。

釆睪:お経って、昔の中国語を音読みするんです。カッコいいから。今の人気歌手の歌だって、「I love you」とか突然英語が出てくるでしょ。それと同じなんだけど、昔は法要に参加する人たちは知識人でしたから、中国語がわかったんですよ。中国語はカッコいい言葉だったんですね。現代中国語を知っていると、漢文も読みやすくなるみたいですよ。

三谷:じゃあなおさら力を入れないと。

釆睪先生 釆睪:言葉を学ぶということは、ツールとして使えるというメリットもあるし、その言語の考え方を知れるというのも大きいよね。例えば英語の「good bye」、goodは元々Godで、byeは元々byだった。つまり「神がおそばにいますように」という別れ際の祝福の言葉なんです。単語にも一神教の考え方が出ているんですよ。だから考え方や背景を知っておくと理解も深くなるし、考えの幅も広がります。

大学と専門学校が違うのは、大学では関係のないことをいっぱい学ばなければいけないという点です。卒業単位のうち、専門科目は約半分しかありません。社会に出た時、専門学校で学んできた人よりは即戦力にならないかもしれないけれど、求められることが変わったとしても何とか対応することができる柔軟性を持った人を育成するのが大学の役割。だから、ぜひいろいろな授業を受けてみてください。

三谷さんは、授業でも楽しそうですよね。僕の授業は、辞書を引いてその中身を写すという訓練の場だったんだけど、それを楽しそうにやっていたのが印象的でしたよ。地図をじっくり見てたり。傍から見てて羨ましかった。

三谷:楽しいです。でもほとんど初めて聞くことなので、まだ頭には入っていません。

釆睪:それでいいよ。大学の授業は絶対に面白いんです。受講生の誰もがつまらないと思っている授業でも、少なくとも前でしゃべってる教員だけは面白いと思っています。これは間違いない。だから「こんな内容を面白いと思う人がいるのか」と感じてほしい。今の自分は何も共感できなくても、面白くなる可能性のある世界があると知っておくだけでも良いと思います。内容を全く忘れてしまっても、何かは残ります。今までの自分の価値観とは違う世界があることを知るという経験をたくさんしてほしいと思います。

対談の様子

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