ここからサイトの主なメニューです

Home > OTANI TALK > 2013 > 社会学科 p.01

OTANI TALK

2013

社会学科 p.01


このページに掲載している情報は、取材当時(2012年度)のものです。

OTANI TALK 2013 社会学科 対談|(先生)志藤 修史 × (学生)中 麻 活動の場を外に広げ、自由に学ぶ
視覚障がいのある中さんは、受験や大学生活での学びをサポートする仕組みのある大谷大学(※)で社会福祉を学ぼうと京都にやってきました。……が、京都には故郷の和歌山よりも活動の場がたくさんあります。大学でのサークルをはじめ、視覚障がい者のための複合施設や障がい者スポーツセンターなどで、中さんはアクティブに活動を始めました。今後は先生とフィールドワークにも行ってみたいと、希望が広がります。

(※ 本学では、障害のある受験生の方には、受験前面談への出席をお願いしています。面談の目的は、出願前に、入学試験や入学後の支援体制などに関する質問についてお答えし、本学の支援の考え方や支援内容を理解していただくことです。入学試験については、障害のある受験生の個別状況を考慮し時間延長や特別措置等を実施しています。入学後の支援については、障害のある学生の個別状況や支援を提供する大学の当該年度の事情によりことなることがあります。)

01:選択の幅が狭かった大学受験

志藤:どういうきっかけで谷大を知ったんですか?

 中 :実家から離れてみたくて、受け入れてくれるところを探してたら、高校の先生がここを見つけてくれました。

志藤:親元から離れて、1人で生活してみたいということか。中さんは基本的にほとんど目が見えないという状況なんだけど、大学選びや受験では苦労した?

中さん  中 :大学によっては、受験すらさせてもらえないんです。点字受験はダメっていうところが多くて。最初は私、スポーツトレーナーになりたくて、そういう学部がある大学とかスポーツ栄養学がある大学に聞いてみたりしたんですけど、受け入れはできるけど将来の保証ができないとか、実習をさせられないと言われたり。そこで改めて自分は何をしたいのか考えて、福祉にも興味がある、と思ったんです。大谷大学には視覚障がいのある先輩も来てるので、受け入れてくれないわけはないやろうと思いました。当時、4年生に2人在籍していたし、それやったら絶対大丈夫かなって。それで結局ここしか受けませんでした。

志藤:どんな受験だったんですか?

 中 :公募制推薦入試のA方式(小論文型)です。2000字の文章を読んで答えなさいという問題で、問題は点字でもらって、解答も点字で書きました。

志藤:「大谷大学、きちんと対応する入試制度」ってキャッチコピーにできそうやね(笑)。でも、他の大学では門前払いをされるところが多いのか……。

 中 :受け入れてくれるところももちろんあるんですけど、自分がやりたいことを選べないんです。本当は栄養学をやりたいけど、栄養学科がある大学は視覚障がい者を受け入れてくれなかったり、逆に受け入れてくれる大学ではやりたい勉強ができなかったり。したいことができないということはあります。

志藤:やりたいことがはっきりしてるとできない場合があるってことか。

 中 :教員とかだったらわりと広く受け入れてくれるんですけどね。でも私が教員は嫌だったので。あと、私は和歌山の有田川町出身なんですけど、京都にも来たかったんです。

志藤:ああ、みかんで有名なところですね。この間お土産もいただいちゃいましたけど。京都まですごい遠いよね。京都はどう?

 中 :暑いし寒いです。冬は雪が降るのでテンション上がりますけど。和歌山では、雪が1、2センチ積もろうものなら、高校でも授業なくして遊びました(笑)。



OTANI TALK Advance 2015 社会学科 対談ページ|(先生)志藤 修史 × (学生)中  麻 : 忙しさは、真にやりたいことを選ぶためのエッセンス ≫

Home > OTANI TALK > 2013 > 社会学科 p.01

PAGE TOPに戻る

ここからサイトの主なメニューです