2013
(短)幼児教育保育科 p.01

授業に課題にピアノの練習、実習準備に就職活動といった多忙な毎日の中で、少しでも時間ができたら休まず遊ぶのが幼児教育保育科。子どもの面白さに惹かれて保育者になろうと思った廣瀬さんの学生生活は、鬼ごっこやケイドロ、誕生日会などの面白いことであふれています。2年を終えたらすぐに保育者として社会に巣立てるよう、社会性と自信を持つことを目標に、廣瀬さんは今日もフル稼働で頑張ります。
西村:なんで保育者になりたいと思ったの?
廣瀬:子どもが面白いからです。電車の中ではしゃいでる子どもを見た時とか、「なんであんなことするんやろなー?」って気になったっていうのが、幼児教育保育科に進んでみようかなって思ったきっかけです。
西村:大谷の幼教を選んだ理由は?
廣瀬:先輩から話を聞いていいなって思ったのと、小規模だから情報が多すぎて何を選べば良いかわからなくなるってことがないだろうし、男女共学も魅力的でした。短大、特に保育関係は女性ばっかりのところが多くて、男性がいると視野とか発想が広がると思って。
西村:確かに異性の視点は新鮮だよね。入学前に思ってたことと違ったことはあった?
廣瀬:まずは、遊ぶことです。普通の大学は、授業中に鬼ごっこなんてしないですよね(笑)。それから、散歩して青虫とか育てたりするのにもびっくりしました。
西村:川の中に入ってみたりね(笑)。
廣瀬:図工もあるし。それからここには「幼教フェスティバル」がありますよね。他の学校の幼児教育にはあんまり大きな発表会はないので、面白いなと思って。去年観に来た時は、先輩がオペレッタで『孫悟空』をやってました。
西村:「幼教フェスティバル」は卒業前の最後の発表やね。その前にいろんなところでオペレッタを見せるんだけど、大谷幼稚園でやったときは牛魔王が怖かったらしくてすっごい泣かれたよ(笑)。いろんな幼稚園や保育園を回って公演をしながら2年間の集大成とするんだよね。
廣瀬:それが他の大学にはないですよね。クラスの枠も越えて自分たちで完成させたものがあるっていうのが魅力的だと思います。あと、実習が第1学年の終わりに始まるっていうのも大学選びのポイントでした。1年生の夏休みに始まる学校もありますよね。私はそれが嫌やったんです。何も知識がない状態で子どもを相手にできん、と思って。準備がしっかりできるのはメリットやなと思いました。
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