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そして、教壇へ。~彼らと教職支援センターの日々~

先生になるにはどうすればいいですか?2017

(3) 辻 由貴さん

難しいことも、つらいことも、考えることも。明るく元気に前向きに、どんな難敵も克服!(辻 由貴)[2017年3月 文学部教育・心理学科卒/2017年度 滋賀県教育委員会採用(小学校)]

幼稚園の頃から夢見ていた「先生」という職業。幼少時から音楽に親しんできた辻は、「エレクトーンの先生か、音楽の先生になりたいな」と、「教える」という立場に淡い憧れを抱き続けてきた。
中学、高校では、吹奏楽部でパーカッションを担当。大谷大学入学後は、「おおたにキッズキャンパス」でその経験を大いに生かした。ゼミの仲間たちと、トーンチャイムやさまざまな楽器を子どもたちに披露。楽器の練習のため、ゼミ以外にもみんなで集まって音合わせをし、全員が揃った美しい音色を届けるために、「すごく練習した」と振り返る。一生懸命に仲間と打ち込むこともまた、辻の学生生活におけるかけがえのない経験となった。
「おおたにキッズキャンパス」に来てくれる子どもたちは、音楽が好きな子もいれば、「苦手だけどやってみたい」と好奇心旺盛な子もいる。中には、なかなか音を鳴らせない子も。
「やっぱり音楽は音が鳴るほうが楽しい。だから、どうやって一緒に鳴らしてあげれば良いのか。私たちがいかにサポートして、子どもたちが自分で鳴らせるようにするのか。その手伝いは難しいなと思いました。『鳴らせた!』という達成感を持たせてあげたいから」
学生にとってこれはかなり難問であるはずだが…。辻は悩みながらも「考えるのが楽しい」と話す。「天職」、そんな言葉が脳裏をかすめた。

「おおたにキッズキャンパスin高山」にて。子どもたちと手遊び歌を楽しんだ

つまずきや失敗も自問し解決策を導く。頑張り屋スピリッツで本領発揮。

何事もしっかり着実にこなしてゆく辻。採用試験に際しても小論文を書き込み、じっくりと足固めをおこなった。「一番怖かった」という模擬授業の練習では、教職支援センターのアドバイザーの先生から言われたことを1度受け止め、どう改善していくかを悩み、考えた。しかし、「友だちに相談したり、ずっとみんなと勉強していたので、1人でつらいってことは無かったです」と、返答は明るい。
ところが面接練習では、努力家の辻ならではの小さなつまずきが起きた。練習を頑張り過ぎたため、先生から「スラスラ答え過ぎて、書いたものを読んでいるようだ。あなたらしさが感じられない」と辛辣な言葉が飛んで来たのだ。「上手なだけじゃない、人の心を打つ言葉や喋り方って何だろうと考えました」。それも自分の中で反芻し、改善策をとことんまで探した。自分の言いたいことを強く訴え、練習した言葉が自分のものになったとき、その先に、最良の結果が待っていたことは言うまでもない。

野外キャンプリーダーなのに「虫嫌い」。子どもの前では強くなれた自分に驚き。

いつも目の前の課題に一生懸命で、前向きな辻。彼女らしいこんなエピソードがある。地元滋賀県でキャンプリーダーのボランティアに毎年参加している辻は、さまざまな野外活動を通して子どもたちとの時間を共有してきた。
「実はキャンプリーダーをするまでは、虫が大の苦手で」。自然の中で子どもを指導する立場でありながら、致命的な問題だ。「ホントもうめっちゃ嫌いやったんですが、子どもたちといたら気にならなくて。一緒に捕まえたりして(笑)。子どもの前では強くなれるんです」。クワガタなどの昆虫を一緒に捕まえて遊んでいたというから驚きだ。子どもを前にして苦手までも克服してしまったのだ。
子どものために考えることが楽しいと感じられ、いつでも明るく頑張り続けられる、そして、子どもを前にすると、むくむくと力が湧いて何だか強くなれる…。先生になるべくして、この道を進んできたのだろう。辻にはそう思わせてくれる不思議な力がある。「今のまま、良くも悪くもこの元気さと明るさは忘れたくない」と言う彼女。持ち前のパワーで、子どもたちと一緒にどんな難敵をも乗り越える姿が目に浮かぶ。
そういえば、「まだ爬虫類だけはちょっと…」と辻。う〜ん、この敵だけはなかなか手強そうだ。

教育実習で作った教材と試験対策のメモ

教育実習の音楽の授業で、子どもたちが虫の鳴き声をイメージできるようにと作成した。試験対策のメモは、友人たちに他己分析のために書いてもらった。

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