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そして、教壇へ。~彼らと教職支援センターの日々~

先生になるにはどうすればいいですか?2016

(10) 安田 雄斗さん

怖れずに、夢の話をしてほしい。ひたむきな新任教師の挑戦。(安田 雄斗)[2016年3月 教育・心理学科卒/2016年度 大阪豊能地区教育委員会採用(小学校)]

「みんなには、将来の夢はありますか?」
教育実習先の小学校で、意気揚々と安田は問いかけた。だが、手を挙げる児童はいなかった。作文を書いても、「公務員」「結婚」「安定」などの文字が並ぶという現状。それは果たして夢と呼べるのだろうか? 正直、驚いた。
「僕は小さい頃から小学校の先生になりたかったし、プロサッカー選手にもなりたかった。子どもたちには夢を持ってもらいたいんです」
小学生でサッカーを始め、中学生から既にコーチの卵として教える側も経験してきた安田。実は、教育実習へ向かったのは偶然にも、現在コーチをしている地域のクラブチームの教え子たちがいる学年。学校では、サッカーをする姿とはまた違った一面が見られてうれしかった。…が。
「彼らも『サッカー選手になりたい』とは言ってくれなくて。みんな本当になりたいものが無いのか、もしかしたら恥ずかしくて言えないのか。自分の夢の話、僕はよくしてたんだけどなあ」
授業でも、答えが分かっているのに発言できない子どもが増えてきているという。やはり「間違えたら恥ずかしい」と考えてしまうのだろう。そこで安田は実習初日からクラス全員を指名し、「1人1日1発言」を目指すことにした。すると徐々に教室には答えやすい空気が生まれ、間違えた友だちに対して、周囲の子どもたちがフォローしてくれるようにもなったのだ。どうかこれからも、怖れずにどんどん発言してほしいと思う。

工作には自信がある!!

教職支援センターは、勉強の習慣を作ってくれる場所。

大学に入ってしばらくは、金髪が目を引くいわゆる「イマドキの若者」だった。それがふと、教職支援センターに置かれた問題集を「試しにやってみようかな」、と思い立った日のことだ。
「もうホンマ、『何やこれ?』と。自分でも笑えるくらい、全然できなかった」
初めはとにかく苦しかった。しかし教職支援センターは安田にとって、勉強の習慣を作ってくれる場所となった。次第に点数が取れ始めると面白くなり、「センターにある過去問、全部終わらせてやろう!」と思うまでに。さすがにそれは無謀だったものの、アドバイザーの先生に言われて学習指導要領を書き写し続けるうちに、見違えるほど字が上達したのも成果の1つ。また、田中潤一先生の勉強会にも積極的に参加し、採用試験直前までずっと面接練習を見ていただいた。田中先生のアドバイスはいつも肯定的で、大変励みになった。
「大きな声で話せたとか姿勢が良くなったとか。だから僕も、毎日行こうと思えたんでしょうね」

様々な経験から学んだ。褒めて伸ばしてあげられる先生に。

焼肉店のバイトではリーダーを務めたが、安田が怒って注意をするとすぐに辞めてしまう高校生たちには、ずいぶん頭を悩ませた。
「田中先生のように、相手を褒めるって大事なんだなと学びました。これは小学校でも活かせますよね。もちろん、必要なときにはしっかり叱らなければなりませんが。子ども1人ひとりに合った叱り方を見つけながら、メリハリを付けて、褒めて伸ばしてあげられる先生になりたいです」
自身も先輩の先生方に叱っていただきつつ、一緒に成長していければ、と思う。幸いにも、サッカーを通して身に付けたひたむきさこそが安田の武器。子どもの頃からひたむきにボールを追い、ひたむきに頑張ることを、尊敬するコーチに教わった。プレッシャーもあるが、新任教師として責任を持って挑戦していく、その覚悟はできている。

児童から&恩師からの宝物

実習先でもらったプレゼントと、サッカーを教えてくださったコーチ・いまむら先生直筆メッセージ入り著書。安田が夢を大事にするのは、いまむら先生の影響も大きい。

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