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そして、教壇へ。~彼らと教職支援センターの日々~

先生になるにはどうすればいいですか?2015

(15) 山口 章子さん

「読む」ことの楽しさを伝える人に。これから半年、本気で勉強する!(山口 章子)[2015年3月 文学科卒/講師登録せずに受験対策に集中する予定(大阪府・高校国語科志望)]

教職支援センターが怖かった、と山口は言う。1年次、個別指導の予定が入っていたのを、うっかり休んでしまったら、センターの職員にこっぴどく怒られた。それがトラウマのようになって、知らず知らずのうちにセンターから足が遠のいていたのだ。
「いやもう、まったく私が悪いんです。さすがにこのままではまずいと思ってセンターに通うようになったのは、3年次の後半からでした」
行ってみたら、みんな優しかった。センターが提供する教職一般のテストは、とても役に立った。だが、やはりスタートの遅さが響いた。
「明らかに準備不足、勉強不足でした。専門の国語、特に古典と漢文が…。採用試験に落ちて、遅ればせながら国語の教師になりたい、という強い思いがわいてきました」
文学科で近現代文学を専攻し、本を読むことの意義と楽しさはよく知っているとの自負がある。教育実習で母校に行ったとき、生徒たちがあまりに本を読まないことに愕然としたが、それは、読書の楽しさをまだ知らないからだ、と思い至る。
「国語は、すべての教科の基礎です。中学までなら、国語ができたら他の教科もなんとかなる、というくらい。でも、そういう“役に立つ”話だけじゃなく、本を読むことは楽しいし、その楽しさを経験することで自分が変わる、世の中を見る眼が変わる、ということもある。それを子どもたちに伝える人になりたい、と思うんです」
試験に落ちたあとでモチベーションが上がり、さらに元気に、明るくなった山口を、教職支援センターのスタッフも頼もしい思いで見つめている。そもそも最初に“怒られた”のも、教職を志すものを全力でサポートしようとする熱意の表れなのだ。
これからの半年、山口はあえて講師登録をせずに、採用試験に向けた勉強に集中する、という。「来年こそは、センターのみなさんにいい報告ができるように」
これまで以上に、センターに通うことも多くなるだろう。もう、怖くないし。

教育実習で一緒に頑張ったメンバーと

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