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そして、教壇へ。~彼らと教職支援センターの日々~

先生になるにはどうすればいいですか?2015

(14) 牛田 智志さん

“聴く”教育で、子どもたちをいじめから守れる教師になりたい。(牛田 智志)[2015年3月 大学院 教育・心理学専攻修士課程修了/京都市教育委員会任期付教育職員採用(小学校)]

ただただ、キャンプの好きな子どもだった。いつも遊んでくれるジュニアリーダーのお兄さんに憧れ、小学校5年生の頃からは子どもながらにボランティアする側の立場で参加。キャンプやレクリエーションをいちから企画し、活動は高校3年生まで続けた。このまま子どもと関わって生きていきたいと、夢は自然に定まっていた。
採用試験では、第一志望の京都市の他にも神奈川県まで遠征した。しかし、結果はどちらも不採用。面接では手応えを感じていただけに、悔しさが募った。
牛田が挫折感を味わったのは今回が初めてではない。実は母子生活支援施設のボランティアへ通っていた3年次のとき、子ども同士のいじめの現場に遭遇したことがある。何度も話をし、子どもたちにも真摯に向き合ったつもりだった。だがどうしてもこちらの言うことが伝わらない。上手くいかない。心が折れかけた。
「大学院へ進み、あと2年間いじめについての実践的な取り組みを研究しようと決意したきっかけでした。悲しいけど、いじめはなくならないと僕は思う。でもそこに至る前に心をぶつけ合い、腹を割って話ができる関係を作り上げることができれば、きっと」
すべてを教師が止めてしまうのではなく、子どもたちが互いの話を「聴く」ことで、心の成長を促したい。コミュニケーションの密度を上げたい。「聴く」教育は、今、牛田が最も注目している研究だ。
大学院では、総合育成支援員として小学校低学年のクラスを見てきた。春からは講師をしながら、次の採用試験に向けて勉強を続ける。現場の子どもたちと直接触れ合い、自分の目指す教育を一層固めていくつもりだ。牛田の視線の先には夢見た未来がある。
「お世話になった教職支援センターに、いい報告ができるように頑張ります。卒業後も、現状の話をしに時々寄りたいな。目標はやっぱり京都市の小学校の先生です。長期宿泊体験学習があるし、大好きなキャンプで一皮剥ける子どもたちの姿が見たいから!」

子どもたちとキャンプファイヤー

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