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そして、教壇へ。~彼らと教職支援センターの日々~

先生になるにはどうすればいいですか?2013

(6) 橋長 みさきさん

憧れは、明確な目標へ。きっかけは、子どもたちがくれた。(橋長 みさき)[2013年3月 教育・心理学科卒/2013年度光華小学校採用]

「学校の先生になる」という夢への道のりは人それぞれだ。幼い頃からの強い思いで一直線に教員を目指す者もいれば、漠然とした思いに何かのきっかけでスイッチが入る者もいる。橋長は、後者のタイプ。教員という職業への憧れはあったが、入学当時の彼女にとってはまだ現実感がなかった。そんな橋長を本気にさせた「スイッチ」はいつ、どんなきっかけで入ったのか。
「1年生の頃、学校ボランティアに参加したことかな。学級補助という形で小学校1年生のクラスに入ったんですが、毎日が新鮮でした。初めは授業に集中することすらできなかった子どもたちが、徐々に成長していくんです。自分のことを自分でできるようになったり、自分の意見を言えるようになったり。それを間近で見ることができる。学級補助としてでもこんなに感動するのに、担任の先生になったらどんなに楽しいだろうって」
授業中はもちろん、休み時間もできるだけ子どもたちに寄り添った。気づいたのは、やっぱり子どもが好きだという気もちと、子どもたちがくれる感動の大きさ。教員への憧れが目標に変わった瞬間だった。

子どもと保護者が相手の「授業参観」経験も。

3年次には、地域の子どもたちと触れあう機会もあった。教職支援センターの取り組みの一つ「おおたにキッズキャンパス」にゼミで参加したのだ。おおたにキッズキャンパスは、大学開放の一環として地域の子どもたちを対象に、学生たちが授業を企画し、実施するもの。橋長は低学年を対象とした夏の「工作」の授業で、先生役を任された。
「授業で、浮ふち沈ん子しを作ることにしたんです。ペットボトルに魚型の醤油入れを浮かべて、ペットボトルを押すことでその魚を浮き沈みさせるものなんですけど・・・ほら、大人はこうやって言葉で説明しても分かりますよね。でも、子どもはそうはいかない。普段使ってる言葉を、いかに平たく、分かりやすく文字にするか。これが意外と難しくて、説明の仕方を練習したり図を作ったりと、事前準備が結構大変でした」

橋長さん

約20人の子どもたちの前で授業をするのは、もちろん初めてのこと。さらに、おおたにキッズキャンパスの場合は保護者も同席する。学校ボランティアでも無かった経験だ。
「めっちゃ緊張しましたよー(笑)『あの先生、なんて分かりにくい説明なんやろ』とか思われないように必死でしたね。でも、それがちょうどいいプレッシャーになっていたかも」
冬も「食育」のキッズキャンパスにメンバーとして参加。子どもたちに食べ物の大切さを教え、一緒に野菜を収穫し、鍋料理を作った。うれしかったのは、ある保護者から届いたアンケート。「野菜を食べられなかったウチの子が、今日の授業では全部しっかり食べていました」

橋長さん

自分たちで準備し、目指してきたものが形になった。それを実感できる、何よりうれしい言葉だった。

応援してくれる先生たちと甘えナシの試験対策。

教職支援センターには、授業のある日は必ず通った。何かあっても、特別なくても、アドバイザーの先生と話をするだけで落ち着いた。
「4年生の夏に教員採用選考試験を受けたけど、ダメで。正直もうどうしようかな、って思いました。先生になる道が閉ざされた気がして」
そんな橋長に声をかけてくれたのがゼミの先生。私立の光華小学校の採用枠に欠員が出ていることを知った。京都光華高等学校出身の橋長にとっては、親しみのある学校でもある。
「初めはまだ公立に行きたいという気もちがあったけど、先生方が私立の良さをたくさん教えてくださって。それで決心できました」
目標を切り替えた後も、センターでの細やかな対策指導は続いた。
「模擬面接なんかはまるで本番。先生の目も厳しいし、いっさい甘えナシ。でも、そのおかげで合格することができました」
夢も目標も漠然としていた入学当初から、ひと回りもふた回りも大きくなった橋長。その表情は、早く教壇に立ちたくて仕方ないという想いで溢れていた。

気もちを込めて作ったしおり

小学校の教育実習最終日。感謝の気もちを込めて、児童一人ひとりに渡した手作りのしおり。受け取ってくれた時の笑顔が忘れられません。

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