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そして、教壇へ。~彼らと教職支援センターの日々~

先生になるにはどうすればいいですか?2013

(4) 梅村 美沙さん

中学英語の資格を持つ小学校教諭をめざして、限界に挑戦してきた。(梅村 美沙)[2013年3月 教育・心理学科卒/2013年度滋賀県教育委員会採用(小学校)]

大谷大学の教育・心理学科は、基本的に小学校の教諭を養成するところだ。だが、中学、高校と英語が好きだった梅村は、中学校の英語の教員免許も取ろう、と欲張った。カリキュラム的には相当厳しい。教職支援センターに履修相談に行った。
「本気なの? と、最初に聞かれました。絶対に無理とは言わないけど、途中で断念するくらいなら初めから絞った方がいいんじゃないの、と。でも、そういわれると逆に、むくむくと挑戦意欲が…(笑)。センターの方にアドバイスをいただきながら、とても緻密な時間割を組み上げました」

梅村さん

1限目から6限目まで、ぎっしり授業が埋まっている。とても大学生の時間割とは思えない。その上、合唱部の活動にも取り組み、さらに休日には学習塾のアルバイトもした。この過密日程を、くじけることなく、むしろ楽しんでこなしていけたのは、教職アドバイザーからの励ましがあったからだ。
「小学校でも外国語活動、つまり英語は必須になる。英語力のある小学校教諭が求められているんだ、というお話しでした。わたしがやろうとしていることは間違っていない。背中を押してもらいました」
そのアドバイザー自身が英語教諭の経験者だったのだ。梅村は中学英語の教育実習に行く前にはセンターにそのアドバイザーを訪ね、英語で会話をした。英語の勉強のため、というよりは、自分の気もちを高めるためだった。

死ぬ気でやりなさい…。それってどれくらい?

そんな多忙な毎日を過ごしていたので、教員採用試験対策の勉強を始めたのは遅く、3年生の2月になってからだった。
「それまでは、教職支援センターで開催される講習会にちょっと出席して、一応は安心する、という状態だったのですが、さすがにそれではまずいだろうと、ゼミの先生に相談してみました。返ってきた答えは、『死ぬ気でやりなさい』…死ぬ気ってどれくらいですか? と思わず聞き返しました。毎日3時間…いや、死なないし」
ハードスケジュールには、もう身体が慣れているのである。過去5年分の筆記試験問題を、バリバリと音がするほど解いた。採用試験の直前講座では、教職アドバイザーと教育・心理学科の教員といっしょに滋賀県教育委員会の傾向と対策を検討。面接や模擬授業のシミュレーションを行った。とりわけ模擬授業では、自分の授業の様子を客観的に見るために、教職支援センターからビデオ機材を借り出し、撮影してみた。
「これは、正直恥ずかしかったです。でも、人からどう見えているかということはほんとに大事なので…。合唱部の活動で人前でパフォーマンスをする訓練をしていてよかったと思いました」

あきらめないこと。常に挑戦すること。その姿を子どもたちに。

2次試験の前日、ゼミの担当教授からメールが届いた。「君の模擬授業、いちばん先生らしかった」その言葉に励まされて、2次試験では十分に力を発揮できたのだろう、梅村は滋賀県の小学校教諭として2013年4月から教壇に立つ。
「あきらめないこと。常に挑戦すること。そういう姿勢を、子どもたちに見せたいと思います。先生が元気だったら、その教室は元気になると、わたしは信じています!」
その先生が、どんな子どもだったか、どんな学生だったか。なにを大事にして、どういう努力をしてきたか。思いは遺伝子のように、次の世代の子どもたちに伝わっていく。

梅村さん

第2学年前期の時間割

中学校教員免許(英語)の資格取得のために、採用試験の勉強をするどころか、学校ボランティアに参加する余裕さえなくなった。

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