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そして、教壇へ。~彼らと教職支援センターの日々~

先生になるにはどうすればいいですか?2013

(3) 渡部 春菜さん

現場で積んだ経験、現場で磨いた指導力。ついにこの春、教壇へ。(渡部 春菜)[2011年3月 大学院文学研究科修了/2013年度広島県教育委員会採用(高等学校 国語科)]

小学生の頃から「教える」という職業に漠然と憧れを抱いていた。それが明確になったのは、高校生の頃。そこで、心から生徒を想い、生徒に寄り添ってくれる先生と出会った。
「こんなに自分のことを認めてくれるのか!って、衝撃を受けました。もともと好きだった国語がもっと楽しくなってきたのもこの頃。先生のおかげで国語の奥深さを知り、視野が広がった。こんな先生になりたいし、こんな先生のもとで成長したいと思ったんです」
学校ボランティアでは、中学校で放課後学習を手伝った。生徒に寄り添う先生でありたいー その思いで渡部は、生徒とある約束を交わす。「少しでいいから毎回目標を決めて、終わったらお話しよう」。次第に、おしゃべりばかりしていた生徒に変化が現れる。
「自分から『今日はここまでがんばる!』と言ってくれるようになりました。『私、勉強嫌いじゃないもん』と笑顔で取り組んでくれて。受け身だった子が積極的に取り組む姿に、頑張るっていいなって思いましたね」
生徒の生の声に触れ、現場の先生から実態を聞くことができた学校ボランティア。実際の状況を知ることで「自分はどうすべきか」を常に考えながら行動するようになったと振り返る。

渡部さん

教職支援センターは自信をくれる場所。

初めての採用選考試験は、4年次の夏。現役合格を目指したが、残念ながら結果は不合格だった。
「アドバイザーの先生には『まだチャンスはある。講師として現場の経験を積んで、たとえば3年とか長期的な目で目指してもいいんじゃない?』と言っていただきました。ただ、頭では分かっていても、どうしても焦りがあって。3年後にきちんと合格できるんだろうかという不安が消えなくて・・・」
そんな「自分に自信がなくなったとき」は教職支援センターに通い、センターの方に話を聞いてもらった。
「話を聞いていただくなかで、どの選択をすれば後悔しないか?という自分の考えを整理するという感じ。このままでいいのかな?と迷ったときも『強い気持ちで、あきらめずに』と言っていただき、目標に向かって気もちを新たにすることができました」
センターに揃う全国の採用データも役立った。出身は広島、実家は島根、大学は京都という渡部にとって、どの府県で採用選考試験を受けるのかということも悩みの一つだったのだ。
「アドバイザーの先生が、各地の採用選考試験の特徴や合格率などのデータを見付けてきてくださって。データをもとにいろいろ話をして、結局、一番長く住んだ広島県に決めました」
大学院卒業後、常勤講師として島根県立大東高等学校で1年、島根県立隠岐島前高等学校で1年、現場での経験を積んだ渡部。2012年夏の採用選考試験に見事合格し、2013年4月からは、広島県内の高等学校で教壇に立つ。

毎日取り入れる「豆知識」をいつか指導に役立てたい。

2年間、常勤講師として現場経験を積んだ渡部。教員という仕事の魅力を、こう語る。
「たった半年でも、生徒ってずいぶん成長するんです。学ぶ姿勢も変わります。そのお手伝いが身近でできるのが、教員の魅力。授業や些細な会話を通して、彼らの反応が見えたときはうれしいですね」
目標は、生徒に「考えることの楽しさ」を伝えられる教科指導。自分自身が高校時代に感じたように、考える楽しさ、分かるうれしさに気づかせてあげたい。そのために、まずは自分の引き出しを増やすことを日々意識しているという。
「決めているのは、1日2つ、新しい知識を得ること。たとえば、紫式部が源氏物語を書き始めたのは20代の頃だった、とか。本を読むなら、常に『どうして作者はこう書いたんだろう?』って考える、とか。ただ何となく過ごすのではなく、広くアンテナを張ることが、いずれ授業やそれ以外の指導でも活かせると思います」
教壇で渡部先生の「豆知識」が聞ける日は、そう遠くない。

豆知識を身に付ける場所

高校の図書館は私にとっても大事な場所。新しい知識を得るのはもちろん、授業や教室では見られない生徒の様子を知ることもできるんです。

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