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入試情報

朝日新聞 掲載 2016
「今、切り開く 教育力」

Vol.05 関口 敏美 教授

少人数制の新コース誕生 授業力を身につけた先生に

このページに掲載している情報は、公開当時(2016年度)のものです。

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柳田國男の視点は 現代の学校教育を考えるヒントに

— 関口先生は教師を目指す学生たちを長年指導されています。特に力を入れて教えていることは何ですか。

 小学校教諭を志す学生は、教育実習をうまくするために授業技術や教材研究に目が行きがちです。もちろん大事なことですが、実際に教師になれば、不登校やいじめの問題にも対応しなければならない時があります。教育問題の原因や背景を考える際には、学校がなかった時代の教育の在り様を学ぶと役に立ちます。特に、近代以前の地域社会の人間形成の仕方をふまえて学校教育を考えようとした柳田國男の視点が現代の学校教育を考えるヒントになります。

新コースは1クラス十数人 新科目を用意し 手厚く教育

— 大谷大学は2018年4月に教育学部(構想中)を新設されます。「小学校・特別支援学校教諭コース」の教育内容を教えてください。

 これまで文学部教育・心理学科では、多くの小学校教諭を輩出しています。教師になるという強い意思を持つ学生は、常勤講師を含めほぼ全員が教壇に立っています。小学校教諭には子どもに基礎学力や対人関係能力、社会的ルールを身につけさせる大きな責任があります。学部化することでより教育内容を充実させます。

 「小学校・特別支援学校教諭コース」の特徴の一つは少人数制です。現在1クラス約30人の教科の授業を十数人にする予定で模擬授業を1人で担当するなど授業力を育てます。理科の実験や算数の教え方を深く学ぶ科目も検討中です。地域の子どもが参加できる講座を学生が企画運営する「おおたにキッズキャンパス」は、正課の授業にも組み込みます。

 本学では1年次から学校ボランティアに参加し、既に授業としても取り組んでいます。学校現場で活動すると自分の力不足に気付くよい機会になります。子どもたちと関わり合い、実際に現職の先生方が指導する姿を見て、アドバイスもいただきます。また授業で大学教員や友人らと意見交換する中で学びが深まり、たくましく成長します。いまは学校ボランティアに行きやすくするカリキュラムを考案中です。

仏教精神を元に 多様な価値観を共有できる 柔軟性を養う

— 大谷大学が大切にしている仏教精神は、どのように育むのですか。

 独自科目「仏教と教育」「教育人間学」で仏教精神を基盤とする宗教的情操を育てます。文学部真宗学科に所属する教員から、人に寄り添うことを大切にする仏教の基本的な考え方を学ぶことで、多様な価値観を共有する柔軟性を身につけるのです。学校の教諭になれば様々な考え方の保護者や子どもと関わることになります。自分の価値観にとらわれず多様な考えの人がいることを理解することは、受容的な対人関係を築く上で強みになるでしょう。

教員紹介

[教育・心理学科 教授]関口 敏美

関口 敏美(せきぐち・としみ)

1989年奈良女子大学大学院人間文化研究科比較文化学専攻単位取得退学。89年大谷大学特別研修員。91年大谷大学短期大学部専任講師。2002年大谷大学文学部助教授。08年から現職。教職支援センター副センター長。専門は教育学、教育史。

関口 敏美(教育・心理学科 教授)紹介ページ
教育学部 サイト



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