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入試情報

朝日新聞 掲載 2015
「今、切り開く 教育力」

Vol.05 松川 節 教授

身のまわりにある文化財を デジタル化する

このページに掲載している情報は、公開当時(2015年度)のものです。


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文化財を考証し 取材した情報をマルチメディアで発信

— 大谷大学の人文情報学科では、どのような人物を育成していますか。

 基本的には、人文科学と情報学の橋渡しができる人物です。情報社会における人間のあり方を理解した上で、情報を管理・運営・表現することを目指しています。「情報マネジメントコース」では情報システムの設計や構築などを学べます。「メディア表現コース」では、多彩なメディアを使って物事をクリエートしたり、文書の電子化の方法を身につけた図書館司書を育てたりしています。

 私のゼミのテーマは、マルチメディアを活用した文化財のデジタル化です。3年生前期に葵祭、後期には京都の文化財を題材に映像作品を作ります。文化的背景を調べ、撮影許可を取り、ビデオカメラで取材した内容を約10分間の動画作品に仕上げ、インターネット上の投稿サイトにアップするのです。文化財とは何かを考え、取材を通して社会的なコミュニケーションを学びます。

タブレット端末で 校内の文化財を撮影して発表

— 松川先生は高大連携の授業で、様々な学校の高校生にタブレット端末を使わせていますね。

 本学では人文情報学科の全学生に、タブレット端末を1台ずつ配付しています。高校生にもこの端末の操作を教え、新しいメディアを使って表現することを体験してもらいます。

 例えば高校に出向く時は、生徒たちが校内で文化財だと思うものを探し、パノラマ写真が撮れるソフトを使って撮影します。その後、プロジェクターに映し出して、文化財だと思う理由をプレゼンするのです。普段、関心を持っていないものにも、文化的な価値があることに気づきます。文化財をデジタル化する体験は新鮮で、面白さを感じるようです。

情報に流されず 複数のメディアを参照し検証する習慣を身につけて

— 大学に進学するまでに、どのような生活態度を身につけておいてほしいですか。

 情報を取捨選択する時に、色々なメディアを参照して検証する姿勢を身につけて欲しいと思います。学問の上では、複数の情報を比較し真意を確かめるのは当然のこと。自分が信頼できるニュースソースを、いくつか持ちましょう。タブレットから新聞を読むと、新聞社ごとの社説を読み比べられ、見方の違いが分かります。朝日新聞デジタルは、購読している地域に限らず各地の地域面を読めて便利です。

 実際に図書館に行って調べることも大切です。本学では図書館に置く書籍や国内外の学術雑誌が充実しています。本や資料を読み、比較して検証し、自分の考えを必修の卒業論文に書くことで、論理的思考力や社会で求められる書く力を養います。

教員紹介

[人文情報学科 教授]松川 節

松川 節(まつかわ・たかし)

1960年東京生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門は人文情報学、東洋史学(モンゴル時代史)。
「映像作成演習」=文化的景観の360度パノラマ映像を撮影し、相互に関連付けて「ウォーク・スルー」を実現した上で、人文情報として再発信するための方法を追究する。

松川 節(人文情報学科 教授)紹介ページ



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