ここからサイトの主なメニューです

Home > 入試情報 > 朝日新聞 掲載 2015「今、切り開く 教育力」 > Vol.02 ダシュ ショバ ラニ 准教授

入試情報

朝日新聞 掲載 2015
「今、切り開く 教育力」

Vol.02 ダシュ ショバ ラニ 准教授

体験を通して五感で学び 異文化を理解する

このページに掲載している情報は、公開当時(2015年度)のものです。


「今、切り開く 教育力(高大接続編)」記事一覧ページへ戻る

古代から現代まで異文化を広く学び 日本の文化を見つめ直す

— 大谷大学の国際文化学科の特徴を教えてください。

 「現代アジア」「欧米文化」「文化環境」の3コースがあります。私はインドを中心に、古代から現代までの歴史、文化などを教えています。3コースに共通しているのは、異文化を学ぶことで自国の文化をより深く知るというスタンスです。その姿勢はガンディーの自叙伝にも書かれ、私が担当する1年生には和訳を読んでもらっています。自分にとって異文化とは何かを、考えるきっかけになるからです。

 2年生には、日本と関わりが深いインド文化を紹介します。仏教はもちろん、平仮名にサンスクリット語の流れがあることなど身近な話題から入ります。3年生になると、自分の興味に基づいたテーマを掘り下げて発表します。

 大谷大学は昔からインドと深いつながりがあります。インドの初代大統領ラージェーンドラ・プラサッド博士やノーベル文学賞を受賞したインドの詩人・ラビンドラナート・タゴールが大谷大学を訪れているほどです。

「チャイ」と「舞踊」からインド文化を体験する 高大連携

— ダシュ先生は、高大連携として昨年行われた、京都翔英高等学校の集中講座を担当されました。授業内容を教えてください。

 取り上げたテーマは、多文化の国インドにおいて普遍的に存在し、人々に愛されている「チャイ」と「インド舞踊」です。宗教と密接に関わるインドの古典舞踊の成り立ち、その多様性、手や指の動き一つひとつに意味があるムドラー(印相)について教えました。インドは東西南北で文化が異なりながらも、ある種の統一性を持っています。それを伝えるには、インドの古典舞踊は適切な一例ではないかと思います。私のゼミ生ら学生有志で作る「インド文化研究会」のメンバーが、インド舞踊を実演し、高校生にも実際に体験してもらいました。

 講座の最終日には、生徒と一緒にチャイを作り、宇治茶、中国のウーロン茶と比較する試飲会を行いました。国際文化を理解するには、体験を通して五感で学ぶことがとても大事です。

海外の基礎知識と 何事にも自主的に取り組む姿勢を身につけて

— 高大連携する上で、大学に入るまでに身につけておいてほしいことはありますか。

 まず、最初の授業で海外の基礎的な質問をします。インドとインドネシアの区別がつかない学生もいます。また、日本文化についてもあまり意識をしていないようです。今やインターネットで世界とつながっているのに、基本的な情報が身についていないのです。

 大学では、自ら率先して物事を調べる必要があります。今のうちに、自分から進んで何か取り組むものを見つけてほしいですね。そして、大学生という時間を使って一度は海外で異文化にふれてみてください。現地で様々な体験をした学生はたくましく成長します。

教員紹介

[国際文化学科 准教授]ダシュ ショバ ラニ

ダシュ ショバ ラニ(Dash Shobha Rani)

インド・オリッサ州出身。デリー大学大学院文学研究科修士課程及びM.Phil課程修了。2004年に大谷大学大学院文学研究科(仏教学専攻)で博士(文学)を授与。専門はインド学、仏教学、貝葉写本研究、インドの古典芸能。
「国際文化演習」=実演、実物、画像、動画を用いてインド文化を学び、日本文化と比較するという「体験を通しての異文化理解」および「比較視点からの異文化理解」に着目した授業を実施している。

ダシュ ショバ ラニ(国際文化学科 准教授)紹介ページ



「今、切り開く 教育力(高大接続編)」記事一覧ページへ戻る

Home > 入試情報 > 朝日新聞 掲載 2015「今、切り開く 教育力」 > Vol.02 ダシュ ショバ ラニ 准教授

PAGE TOPに戻る

ここからサイトの主なメニューです