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2019年度新着一覧

2019/12/20【人権センター】

2019年度第2回“人権問題を共に考えよう”全学学習会を開催

12月11日(水)18時より、大学講堂を会場に「2019年度第2回“人権問題を共に考えよう”全学学習会」を開催し、学生・教職員・一般来聴の方々合わせて242名が参加しました。
 今回は、ハンセン病家族訴訟原告団共同代表を務めておられる徳田靖之先生に、「ハンセン病問題が私たちに問うもの」という講題で、ご講演いただきました。
 ご講演では、ハンセン病問題とは何か、日本におけるハンセン病政策の変遷、家族訴訟がどのような意味を持つ裁判なのか、などについてお話しいただきました。また、ご自身の歩みのなかで、加害者としての自覚を持つに至ったこと、そしてハンセン病問題の歴史と家族訴訟が、私たちの社会に問いかける課題などについて、大変わかりやすく丁寧にお話しいただきました。

徳田靖之氏の講演

徳田靖之氏の講演

 参加者のアンケートには、「ハンセン病に関して知らないことが多かったが、先生ご自身の思いなど、机上の空論ではなく、実体験のお話が多くて、とても考えさせられる機会となりました。」「学ぶことから自身を問いなおすことが大切で、何も知らないこと自体も加害者であるということで、背筋が伸びる思いでした。」「私も差別される家系に生まれましたが、先生のお話に感動しました。一人じゃない、頑張って生きていこうと思います。」などの声が寄せられ、大変意義深い学習会となりました。
 なお、今回の全学学習会の事前学習会として初めての試みとして、「ヒューマンライトシネマ上映会」と称して11月27日にドキュメンタリー映画「もういいかい—ハンセン病と三つの法律」の上映会を開催しました。50名ほどの参加者があり、今後もこうした事前学習会の取組を継続できればと思います。

【人権センター】

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