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2018年度新着一覧

2018/07/09

2018年6月 御命日勤行・講話 厳修 ならびに
大谷大学奨学生証書授与式 挙行

御命日勤行・講話 厳修

6月28日(木)10時40分より、今月の「親鸞聖人御命日勤行」を本学講堂において厳修しました。勤行は、混声合唱団の「仏教讃歌」で始まり、『正信偈』を学長の調声のもと全員で唱和しました。

次に学生の感話では「私にとっての親鸞聖人」というテーマでお話いただきました。

1人目の学生は、「“今、いのちがあなたを生きている”という宗祖親鸞聖人750回御遠忌テーマの言葉の意味は、自分を中心に生きることではなく、“いのち”という視点から生きることを考えることだと思う。また“いのち”という視点から“わたし”を考えてみると“いのち”に生かせてもらっている感覚がする。この感覚を今後も大切にしたい。」と話してくれました。

また、もう1人の学生は「親鸞聖人の生涯を学ぶまでは、親鸞聖人は雲の上のような存在であったが、比叡山時代に今の私と同じように煩悩を切り離すことが出来なかったことを知り、身近な存在に感じた。また、大学での学びや学寮生活で親鸞聖人の教えをいただくことを通して、私は親鸞聖人に出遇ったと受け止めている。」と話してくれました。

  • 学生による感話の様子

学生による感話の様子

続いて、本学の喜多恵美子教授からは「南北朝鮮はおたがいをどう見ているか—美術を通してみる分断と統一」と題し、南北首脳会談と朝米首脳会談を経て、統一と平和の時代を迎えようとしている朝鮮半島の分断の歴史と、南北が双方を見つめる視線を、絵画作品を中心としてひもといていただきました。また「朝鮮から韓国に向けて投げかけられた連帯のまなざしは、日本の報道に慣らされた私たちに新鮮な驚きを与えてくれる。とかく朝鮮半島に対しては、日本にいる私たちはわかった気になってものを言いがちであるが、それ自体が“暴力”となりうる。そのような自らの中の暴力性を自覚し、乗り越えていくところに“知性”は宿るのである。」と、お話しいただきました。

喜多恵美子教授による講話の様子

喜多恵美子教授による講話の様子

大谷大学奨学生証書授与式 挙行

引き続き「奨学生証書授与式」を執り行われ、大谷大学育英奨学生76名【文学部52名、短期大学部3名、大学院修士課程16名、博士後期課程5名】及び、博士後期課程外国人特別奨学生1名、大学院外国人奨学生3名に対し、奨学生証書が授与されました。木越学長からは、「それぞれの分野・専攻で勉学の成果として得た、知恵や知性をどう使うかが大事であり、正しく人と接するために正しい知性を活かしてほしい。本学の奨学生として、これからますます頑張ってください」と、激励のメッセージが述べられました。最後に、本学の混声合唱団と出席者で大学歌を斉唱し、閉式となりました。

  • 奨学生証書授与の様子
  • 奨学生証書授与式の様子

奨学生証書授与式の様子


【総務課・学生支援課】

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