2017/12/05【学術研究】
大谷大学真宗総合研究所東京分室主催
第4回「宗教と人間」研究会
2016年4月に開室した真宗総合研究所東京分室における研究活動として、各PD研究員の個人研究の他、東京分室長とPD研究員との共同研究「宗教的言語の受容/形成についての総合的研究—哲学的・宗教学的・人類学的視点から—」を行っています。
今般研究活動の一環として、下記のとおり第4回「宗教と人間」研究会を開催しますので、多数ご参加くださいますようご案内します。
【真宗総合研究所】
第4回「宗教と人間」研究会 詳細
一般来聴歓迎・聴講無料
日 時 | 2017年12月5日(火)16:00~18:00 |
---|---|
会 場 | 親鸞仏教センター5階 中会議室(東京都文京区湯島2-19-11) |
テーマ | テーラワーダ仏教文献における善巧方便の諸相 |
講演者 | 河崎 豊 氏(東京大学大学院人文社会系研究科 助教) |
内 容 | 16:00~17:00 講演 17:00~18:00 質疑応答 |
申し込み方法 | 参加を希望される方は、以下のメールアドレスまでお申込みください。 なお、会場の関係上、受付を締め切らせていただく場合がございます。 【連絡先】 大谷大学真宗総合研究所 東京分室「宗教と人間」研究会 (religionandhuman■gmail.com) ※メール送信の際は、■を@に変えて送信してください。 |
趣旨
善巧方便(「仏・菩薩が衆生教化のために設ける巧妙な手だて・手段のこと」『岩波仏教辞典』第二版)は、大乗仏教において重要な位置を占める概念のひとつである。内外の研究者により様々な角度から研究が行われてきたが、大部分の研究は大乗仏教以降を対象としていた。初期仏教あるいは部派仏教の善巧方便についての研究は不十分である。今回の研究会では、部派仏教の一つであるパーリ語で文献を伝えるテーラワーダ仏教における善巧方便の生成とその発展、また当該の概念が同派においていかなる役割を果たしていたのかについて発表していただき、議論を行いたい。 |