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2016年度新着一覧

2016/10/19

2016年9月 御命日勤行・講話 厳修

御命日勤行・講話 厳修

9月28日(水)10時40分より、今月の「親鸞聖人御命日勤行」を本学講堂において厳修しました。勤行は、混声合唱団の「仏教讃歌」で始まり、『正信偈』を学長の調声のもと全員で唱和しました。

次に学生の感話では「第12回世界同朋大会に参加し、普段の生活では決して出来ない経験や刺激を受け、自分の成長に繋がると確信した。私は、親鸞が関東の御同朋と過ごされたように、自分が教えるのではなく、共に学んでいくという姿勢で世界中の御門徒の方々と共に学びを深め、一人の仏弟子として歩んでいきたい。」と話してくれました。

また、もう一人の学生からは「自己嫌悪に陥った時、自分へのこだわりが捨てられないことに気づかされる。これまでは、周りの環境や、周囲の人の愚痴をこぼすばかりであったが、やっと自分の内面に目を向けることが出来るようになった。この気づきが、仏教との出会いと言えるかはわからないが、少なくとも自分の中で、着実に基盤になりつつあると感じている。」と話してくれました。

  • 学生による感話の様子
  • 学生による感話の様子

学生による感話の様子

本学の岩渕信明教授からは「学校を開いたら少年非行が減少した」と題し、日本の教育の動きについて、少年非行・犯罪といった視点からお話いただきました。

岩渕信明教授による講話の様子

岩渕信明教授による講話の様子

講話では「非行を生まない教育とは、学校教育だけではなく、家庭や地域の教育機能を高めなければ実現できない。単に学校を開くのではなく、社会や地域の人が 学校に出かけ、子どもと関わろうとする動きのある学校づくりが大切である。犯罪を起こした多くの子どもが共通して「誰も注意してくれなかった」と言う。これは、社会で子どもを育む意識が低下していることが原因である。教育が全てではなく社会の動きも当然あるが、教育の果たす役割は大きい。」
また、「今までの学校教育は、“何を知っているのか”、“何を教えるのか”ということが重点であったが、これからの教育は、勉強したことを使って“何をするのか”、“何ができるのか”が重点となってくる。そして、“開かれた学校”から“社会に開かれた教育課程”へと発展させ、学んだことをよりよい社会づくりにどう生かしていくのか、という中身に変わってきている。」と、お話いただきました。

【総務課】

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