2015/11/13【幼児教育保育科】
幼児教育保育科「保育内容・健康」で遊びの伝承を活用した
交流事業を実施
11月12日(木)、幼児教育保育科の第1学年を対象にした授業「保育内容・健康」におきまして、「京都桑田村」の方々17名との遊びの伝承を活用した交流を行いました。
幼児教育保育科では、これまでにNPO法人丹波ネットと地域貢献活動について様々な協議を行ってきました。その中のひとつとして今年の6月と10月、市内のたかつかさ保育園の野外実習に、授業の一環として5名の学生が参加したことから「京都桑田村」の方々との交流が始まりました。
「京都桑田村」とは、南丹市美山町の高齢者の方々が地域活性化のために立ち上げた組織です。代表の柿迫さんによると、メンバーの方々は今回の交流を大変楽しみにされており、学生に楽しんでもらうために前日もみなさんで練習をされていたそうです。
授業の中では、最初に3つの班に分かれて、それぞれの班ごとにお手玉やメンコ、おはじき、あやとり、竹とんぼなどを教えてもらいながら一緒に遊んでいました。その後、ゴムとびや縄跳びを行い、最後には参加者全員でじゃんけん列車を行って交流を楽しんでいました。
今回の交流事業では、地域活性化への貢献とともに、現在失われつつある「多世代間の伝承」を図り、保育者としての「遊び」のスキルアップと子どもへ伝承することの意味を理解してもらうことを目的としています。受講生の植 有里佳(うえ ゆりか)さんは「年配の方々と全力で遊べて楽しかったです。自分たちが知らない遊びをたくさん教えていただき、シンプルなおもちゃでも工夫次第で楽しく遊べることがわかりました。保育者となったら子どもたちに伝えていきたいです」と感想を述べられました。
幼児教育保育科では、今後も「京都桑田村」と遊びのルールブックを共同制作するなどより交流を深めていく予定です。
【企画課】