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2015年度新着一覧

2015/06/29【学生生活サポート】

2015年度 第1回テイク懇談会を開催

本学では、身体に障がいのある学生に対し、ノートテイク(筆記通訳)等の各種サポートを実施しています。よりよいテイクのあり方を考えるために「テイク懇談会」を各学期ごとに開催し、テイクに関わる学生が交流を深めています。

今回は2015年6月10日(水)に開催し、テイカー14名、利用者1名、職員6名が参加しました。福島学生部長も「学生の様子を知りたい」と飛び入り参加されました。

前期ということもあり、参加したテイカーのうち半数以上が初心者でした。テイクを始めてから約2か月が経過したところであり、今からテイクを始める学生もいたことから「このやり方で大丈夫かな?」と不安になったり疑問点が出てくる頃となります。
そこで、初心者の不安や疑問を解消することを目的に、参加学生全員で「よりよいテイクのあり方」などのテーマに沿って自由に意見交換しました。

  • 福島学生部長も熱心に参加(一番奥)
  • 自己紹介は和気あいあいと

福島学生部長も熱心に参加(一番奥) 
自己紹介は和気あいあいと

最初は緊張した様子の参加者でしたが、自己紹介でテイクを始めたきっかけやボランティアについて思うことなどを話すうちに和やかな雰囲気となりました。テイカーになって良かったことは、「空いている時間を有効活用できる」「学科以外の授業に出て興味の範囲が広がった」「多くの人と知り合う機会が増えた」などの感想がありました。ボランティアについては「『ありがとう』のひとことが励みになる」「自分の行動が社会の糧となり嬉しい」「自己満足ではないか、と疑念を感じてボランティアをすべてやめた。でもやめても何も変わらず、それならまたやってみようと思い直した」「人と人とのつながりが持てるのがボランティアの醍醐味」など、様々な考えを聞くことができました。初心者にとっては、頼もしい先輩の声が聞けてホッとした場面でした。
初心者から「自分が利用者のニーズに応えられているかどうか不安」という声がありました。それに対して先輩が体験談として「その都度利用者に尋ねて確認しました」と答えました。利用者も慣れないうちは気兼ねしているようですが、お互いコミュニケーションを取ることの大切さを参加者一同改めて認識しました。

  • 先輩からのアドバイス
  • iPadでテイクするとどうかな?

先輩からのアドバイス
iPadでテイクするとどうかな?

また公益財団法人大学コンソーシアム京都主催の「ノートテイカー養成講座」(5月24日開催)に参加した学生の情報共有をしたり、学内でのテイク講習会があると嬉しいという要望もありました。
他にも、パソコン入力が得意な人にはパソコンを用いたテイクも今後取り入れていくのはどうかを参加者に考えてもらいました。会場には、iPadを用意し、参加者は手に取ってあれこれ試していました。
このほか、よりよいテイク制度を目指して、自発的に活動を行いたいなどの前向きな姿も見受けられました。
今後も学生の皆さんと教職員で力をあわせ、テイクのあり方を検討していきます。

【在学生のみなさんへ】
障がいのある学生が学びを深めることができるよう、今後もテイカーの存在はとても大切になります。
新規テイカーも随時募集をしています。この記事を読んで少しでもテイクに関心を持った方は、教務課・学生支援課窓口までお越しください。
【学生支援課/教務課】

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