2012/11/23【学術研究】
2012年度 第4回「国際仏教研究」公開講演会の開催告知
標記講演会を下記の通り開催いたします。
講師のランベルト・シュミットハウゼン先生(ハンブルク大学名誉教授)は瑜伽行唯識思想の大家で、その研究の集大成として1987年に出版された『アーラヤ識-瑜伽行思想の中心概念の起源と初期の展開』(Ālayavijñāna: On the Origin and Early Development of a Central Concept of Yogācāra Philosophy. Tokyo: The International Institute for Buddhist Studies, 1987)は、唯識思想研究史に聳えたつ記念碑的業績として、四半世紀たった現在も高く評価されています。近年は、仏教と自然環境をテーマとした著作によっても国際的に高名な仏教学者です。
今回は、アーラヤ識の起源に関する最近の諸説(シリーズ大乗仏教7『唯識と瑜伽行』<2012年8月>第6章アーラヤ識論を参照)に応答される内容でご講演いただきます。多数ご来聴下さいますよう、ご案内申し上げます。
【真宗総合研究所 国際仏教研究班】
一般来聴歓迎・聴講無料・事前申込不要
概要
日 時 | 2012年11月23日(金)16:20~17:50 |
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会 場 | 大谷大学 マルチメディア演習室(響流館 3階) ※来聴者が40名を越える場合はメディアホール(響流館 3階) |
講 師 | Lambert Schmithausen ランベルト・シュミットハウゼン教授(ハンブルク大学名誉教授) |
講 題 | Some Remarks on the Origin of Ālayavijñāna 「アーラヤ識の起源に関するいくつかの見解」 |
備 考 | 講演は英語で約60分行われます。質疑応答30分を含めて、 全体で90分の予定です。 |