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Home > 2011年度新着一覧 > 大谷大学真宗総合研究所 真宗本廟(東本願寺)造営史研究班『真宗本廟(東本願寺)造営史—本願を受け継ぐ人びと—』を発行

2011年度新着一覧

2011/07/04【真宗総合研究所】

大谷大学真宗総合研究所 真宗本廟(東本願寺)造営史研究班
『真宗本廟(東本願寺)造営史—本願を受け継ぐ人びと—』を発行

宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌記念事業の一環として、2006(平成18)年、真宗大谷派(東本願寺)からの業務委託を受け、大谷大学真宗総合研究所真宗本廟(東本願寺)造営史研究班(チーフ・木場明志教授)が行ってきた調査・研究の成果が、このたび『真宗本廟(東本願寺)造営史—本願を受け継ぐ人びと—』として刊行されました。

真宗本廟(東本願寺)は、教如上人(第11代)が徳川家康より寺地の寄進を受けて以来、現在にいたるまで烏丸六条の地にあり、多くのご門徒を迎え入れる帰依処として、護持され、受け継がれてきました。しかし今日に至るまでの真宗本廟のあゆみは決して平坦なものではありませんでした。とりわけ、江戸時代をつうじて、4度も罹災した火災による焼失は、想像を絶する困難であったと言っても過言ではありません。そうした大変な困難を乗り越え、現在見る大伽藍を受け継いできたのは、名も知られていない数多の門徒の志と、尽力にほかなりません。

研究班では、真宗本廟(東本願寺)に所蔵される多大な資料の調査をおこなうとともに、建築・美術・文献など諸分野の専門家による研究を進め、真宗門徒の帰依処である真宗本廟の意義を追究することに努めてきました。そのような研究の成果をまとめた本書には、本願寺の草創期にあたる廟堂時代から、吉崎・山科・大坂(石山)・天満・堀川七条(西本願寺)、そして真宗本廟(東本願寺)成立にいたるまでの前史と、それ以後、火災を含めさまざまな困難に見舞われながらも、そのつど、再建・相続されてきた歴史を、おもに建築史学・文献史学の立場から叙述しています。また、これまで紹介されていなかった図面や、記録などの資料も、多く紹介されています。

【大谷大学真宗総合研究所 真宗本廟(東本願寺)造営史資料室】

詳細

題 名 『真宗本廟(東本願寺)造営史—本願を受け継ぐ人びと—』
発 行 東本願寺出版部
内 容 【目次】
緒言/真宗大谷派 第二十五代門首 大谷 暢顯
刊行の辞/真宗大谷派 宗務総長 安原 晃
真宗本廟とは/大谷大学学長 草野 顕之
『真宗本廟(東本願寺)造営史 —本願を受け継ぐ人びと—』編述の意義

本編
 Ⅰ 真宗本廟建築の信仰空間
 Ⅱ 東本願寺創建以前
 Ⅲ 真宗本廟の造営(通史)

資料編
 Ⅰ 絵図・指図編
 Ⅱ 文献資料編
備 考 執筆者等詳細につきましては、関連資料をご参照ください。

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