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2010年度新着一覧

2010/07/08【学術研究】

2010年度 大谷大学文藝學會公開講演会を開催

今年度の文藝學會公開講演会が響流館メディアホールで開催されました。
初めに、本学の池田敬子教授に「『平家物語』と『太平記』のことば—形容詞「あさまし」の語義—」という講題でお話しいただきました。文学史上「軍記物」と呼ばれて一括りにされる『平家物語』と『太平記』が、各々の作品として文学性に差異を有するということの実相を、「あさまし」という語の意味・用法上の相違点から具体的に論及されました。

池田敬子教授・内田慶市関西大学教授

池田敬子教授                                  内田慶市関西大学教授


次に、関西大学の内田慶市教授に「文化交渉学と言語接触—翻訳とは何か—」という講題でお話しいただきました。内田氏は、翻訳とは単純に「ことば」を訳せば良いというものではなく、「ことば」の背景にあるその民族固有の歴史・思想・文化をも理解していくものであることを述べられました。中国の「ことば」の背景にある文化がどのようなものであるか、西洋の宣教師が西洋文化を如何にして中国に伝えたのかなど、具体的事例や画像を示しながら、わかりやすく解説されました。
【文藝学会】

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