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2009年度新着一覧

2009/07/08

文藝学会公開講演会を開催

今年度の文藝学会の公開講演会が響流館メディアホールにて開催されました。

最初に、本学の浦山あゆみ准教授に「韻書を〝読む〟」という講題でお話しいただきました。韻書(韻文の押韻等を調べるために引く書物)について、代表的な韻書である『切韻』と『広韻』をあげ、『広韻』の義注の中に姓に関する記述が多い理由は、唐代には姓氏学が盛んであったためと解説をされました。

浦山あゆみ准教授

浦山あゆみ准教授

次に、同志社大学の山田和人教授が「人形浄瑠璃演出研究—絵が語る所作の世界—」という講題でお話し下さいました。『丹州千年狐』の人形からくりの所作について、『竹田大唐繰』の挿絵との共通点を示され、人形の五体の各部位が仏菩薩に変化する動きであったことを解説して下さいました。また、『和歌三神影向松』や『けいせい反魂香』の絵を例に、歌舞伎舞台でもからくりが演じられていたことを示され、プロジェクターを用いたわかりやすい解説に聴衆は興味深く聞き入っていました。

山田和人教授

山田和人教授

プロジェクターを用いた解説

プロジェクターを用いた解説

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