2007/04/20
『たとえば、人は空を飛びたいと思う‐難病ジストニア、奇跡の克服‐』（2007）
講談社
四六判 240 ページ
2007年 4月 20日発売
定価 1,300円
大谷大学大学院修士課程第２学年の難波教行君が、難病ジストニアを克服した記録『たとえば、人は空を飛びたいと思う』を刊行しました。
ジストニアは、筋肉が不随意に収縮し、身体のコントロールを失い、歩行困難に陥り文字の筆記も出来なくなってしまう病気です。小学生の頃に発症した彼は難病と闘いながら明るさを失わず、大谷大学に入学し、真宗学を学びました。
大学２年のころ、脳に電極を埋め込み、症状を軽減する最先端の治療法「アクティバ振戦コントロール治療」に出会い、手術を受けた彼は、奇跡的な回復を果たしました。
このような体験を持つ彼が、家族の愛、友人や先生の協力、医師の励ましを受けながら生きてきた半生をふり返り、感じてきた記録をまとめたのが本書です。
