宮下 晴輝 【仏教学 人文情報学】

宮下 晴輝 教授 Miyashita, Seiki
【専門分野・資格】
仏教学(古代インドの仏教の研究)
人文情報学(仏教と情報メディア)
研究領域・テーマ
古代インドの仏教思想/仏教教義学/初期大乗経典
研究内容
仏教学/古代インドの仏教の研究
主たる研究テーマは仏教の教義学です。紀元5世紀ころのインドの仏教思想家ヴァスバンドゥの著した『倶舎論』というテクストを中心に教義学の成立の背景を研究しています。古代からの伝統的な教義学の立場と大乗仏教のもとに新たに展開された教義学との拮抗した関係を見ていくことによって、仏教思想のダイナミックな形成過程が明らかになってきます。また仏教が生まれたインドに学生たちと訪れ、現場にわが身をおいて、現代における仏教思想の意味を考えています。
人文情報学/仏教と情報メディア
高度技術社会の人間像は不思議で複雑です。人間の心を考察するには、頑強なまでに抵抗する力をもった観察定点が必要です。私はその定点を仏教と情報メディア論に求めています。心をことばで表した人間が、文字を手に入れました。これによって人間の経験世界は大きく変化しました。そのうえさらに印刷や電子化技術を生み出してきました。人間はいったい何を求めているのでしょうか。伝統的な仏教の人間観を学び、現代の人間像を考察しています。
ゼミ紹介
前期は、パーリ語(古代インド語の一つ)で伝えられている仏陀ゴータマ(釈迦、紀元前5世紀)の最初の教説を読み解きながら、仏教の基本思想を学びます。後期は、サンスクリット語(古代インド語の一つ)で伝えられているヴァスバンドゥ(世親、紀元後5世紀)の『阿毘達磨倶舎論』を読み解きながら、仏教教義学の中心課題を学びます。
主な担当授業科目
仏教学演習/【院】仏教学特殊研究(演習)/大乗仏教概説
所属学会
日本佛教学会/日本印度学仏教学会/国際真宗学会/宗教倫理学会
経歴・活動歴
1949年生まれ。大谷大学大学院仏教学専攻。現在、大谷大学教授。
主要著書・論文
| 編著 | 『仏教とキリスト教の対話II』 |
|---|---|
| 論文 | 「仏土に生まれる-大乗経典端緒の文脈-」 「大乗経典における般涅槃の概念の展開」 |







