水島 見一 【真宗学 仏教と教育】

水島 見一 教授 Mizushima, Kenichi
博士(文学)
【専門分野・資格】
真宗学
仏教と教育
研究領域・テーマ
『教行信証』研究/近現代教学思想研究/宗教教育(教師論)研究
研究内容
真宗学(近代教学)
真宗学の中でも、近代教学、近代教学思想史を研究テーマとしています。特に課題としていることは、『教行信証』研究を基盤に、親鸞の思想が、近代から現代にかけての日本社会において、どのような思想的意義を有するものであるのか、あるいは、今日の混迷している信仰の状況に、如何にして親鸞思想を提示できるか、ということです。さらには、真宗学の学問の方法論や大谷派教団の同朋会運動も、『教行信証』研究の一環として取り組んでいます。
仏教と教育
「宗教なき教育は利口な悪魔を作る」とはウェリントンの言葉です。もちろん、彼のいう「宗教」とは、我々の思っている宗教ではないはずです。むしろ人間をして真の人間にまで育む叡智のことと思います。「教育は人なり」という言葉があります。それは、教育の基本は「人間」であるということです。すなわち、真の人間に対する叡智の学び、つまり「仏教と教育」こそ、教育における必須の学です。
ゼミ紹介
真宗学科
現代に於ける真宗仏教の可能性を確かめます。そのためには、近代日本に清沢満之が出現した意義は大きく、したがって清沢が実際に実験した仏道をもって親鸞思想に尋ねることは、今日ほど要請されている時代はありません。ゼミではそのようなことを念頭において『歎異抄』に学び、あわせて『教行信証』の骨格についても確かめて行きたいと思います。「真宗学を学んでよかった」と思えるように、相互に研鑽しましょう。
教育・心理学科
教育における仏教(宗教)の果たす役割は、「教育は人なり」と言われるように、基本的に教師が子どもたちと向き合う姿勢(教師論)にあります。教師が教育に行き詰まっ たときにこそ、教師の本当の姿が現われます。たとえば、教育に行き詰まったとき、その責任を子どもや保護者のせいにしてしまう先生、あるいは、行き詰まりを機により一層教師としての自己を確かめようとする先生等、さまざまでしょう。そこでゼミでは、如何にして子どもたちにとって、「私はよき先生たりうるか」ということをテーマにボランティア活動をとおして学びを深めて行きたいと思います。そして、教師という仕事が、子どもたちにより教えられることをとおして、教師自身の人生を豊かに実りあるものとしてくれることを学びたいと思います。
主な担当授業科目
真宗学演習/教育・心理学演習/仏教と教育
所属学会
日本印度学仏教学会/日本宗教学会/日本仏教教育学会/日本仏教福祉学会/日本仏教学会
経歴・活動歴
1950年富山県生まれ。大谷大学大学院後期博士課程単位取得退学。文学修士。大谷高校教諭を経て2002年文学部着任。現在に至る。
主要著書・論文
| 著書 | 『近現代教学史研究序説』 『大谷派なる宗教的精神』 『新真宗教学史論』 『信は生活にあり』 『親鸞聖人の求めたもの』 『道を求めて』 『救済とは何か』 『浄土を開く』 |
|---|---|
| 共著 | 『生徒指導の方法と実際』 |
| 共編 | 『道ここに在り』 |
| 論文 | 「真宗と社会」他 |







