博物館

2020年度春季企画展
大谷大学のあゆみ 赤レンガの学舎

会   期
 新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点から、
 不開催。
 同内容を夏季企画展にて開催します。
開館時間
 10:00~17:00(入館は16:30まで)
観 覧 料
 無料
休 館 日
 日曜日・月曜日・5/2(土)~5/6(水)
 (ただし5/11[月]は開館)
備   考
 ※本館には駐車場がありません。
 ※ご来館の際は、公共交通機関をご利用ください。

2020年度春季企画展
大谷大学のあゆみ 赤レンガの学舎  開催にあたって

大谷大学の前身である真宗大谷大学が現在地に移転したのは大正2年(1913)のことです。当時、田園風景が広がっていた小山の地に、赤レンガの本館(現・尋源館)をはじめとする学舎が建てられて以降、仏教を中心とする人文諸学の研究・教育がおこなわれてきました。
赤レンガの学舎では、近代的な仏教学研究の道を開いた南条文雄や佐々木月樵、世界に禅と仏教の精神を伝えた鈴木大拙、真宗学を確立して宗教・思想界に大きな影響を与えた曽我量深・金子大栄、さらには嘱託教授として京都帝国大学(現・京都大学)の西田幾多郎・上田敏・西谷啓治など学界の錚々たる研究者が教鞭をとり、若き学徒を育成するとともに、世界に仏教の教えを伝え広めること、すなわち「仏教を解放」する役割を果たしてきたのです。
本展覧会では、赤レンガの学舎がこの地に開校された歴史と、大谷大学の源にある建学の精神、学舎を中心に受け継がれてきた学の伝統を紹介いたします。