応用編ガイダンス
Ⅰ.他大学図書館所蔵の本・雑誌の探し方
Webcat Plusとは、日本の大学図書館の所蔵状況を探すために有用なデータベースです。明治以前に発行された古い図書から最新の図書までを、一括して探すことができます。また、図書の一部は目次や内容情報を見ることができます。自分が求めている資料が大谷大学図書館にあるかどうか、また、大谷大学図書館になければどこの大学図書館にあるかを調べる時に使います。
①大谷大学HPを開き、左の項目の中から図書館を選んでクリック
②図書館ページの中央にある■情報検索(OLIS)内のデータベース検索をクリック
③GeNii(ジーニイ)学術コンテンツ・ポータルをクリック
④GeNii学術コンテンツ・ポータルの画面より、Webcat Plusのアイコンをクリック
⑤Webcat Plusの画面が開きます。連想検索と一致検索ができますが、今回は連想検索の使 い方を説明します。
⑥「心理」という単語を入力し、検索ボタンをクリックします。連想検索とは、キーワードから関連 性の高い単語を抽出し、それを含む図書をもれなく探し出す検索方法です。
⑦検索結果が表示されました。「心理」に関連する図書が表示されるとともに、画面の右側に 「心理」という単語から連想される関連ワードが表示されます。
⑧関連ワードの中から、興味のある単語をいくつか選択し、すぐ上の「+検索」をクリックします。
⑨検索の結果が表示されました。右側に、選択したキーワードから連想される単語が表示 されるので、さらに連想検索することもできます。
⑩検索結果の中から例として、『子どもの認知発達』を選択してみました。 このように内容や目次、書誌情報などが表示されます。また、所蔵図書館数も表示されます。
⑪所蔵図書館が表示されました。大学名は略称で表示されます。並び方は、漢字の音読みの五十音順です。図書館名をクリックすると、開館情報など各図書館を利用するための情報が表示されます。
⑫また、連想検索ではユニークな検索もできます。Webサイトなどで、関心のある記事を探し、記事をコピー(Ctrl+C)します。
⑬連想検索のキーワード入力欄に、記事をそのまま貼り付け(Ctrl+V)、検索ボタンをクリックし ます。すると記事から関連するキーワードを自動的に抽出し連想検索をします。
⑭Web上の記事に関連する図書の検索結果が表示されました。
⑮このWebcat Plusは連想検索だけではなく、あらかじめ調べたい資料のタイトルや著者が はっきりしている場合は、一致検索画面からの検索もできます。
Ⅱ.新聞記事の探し方
新聞とは
”しん‐ぶん【新聞】”, 日本国語大辞典, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先<
http://www.jkn21.com>, (参照 2009-04-21)
『広い読者に時事に関する報道、解説を中心に、知識、娯楽、広告などを掲載伝達する定期刊行物。
多く日刊のものをさしていうが、週刊、旬刊、月刊などのものもある。また、経済、スポーツ、書評、特殊な分野の情報などを専門的に扱うもの、営利を目的としない学校、団体、組合などの発行する機関紙に類するものも含めていう。」
過去の世相・過去に起こった事件を知ろうとする場合、新聞は有効な情報源になります。
新聞を発行している各新聞社には個性があり、同じ事件でもあっても、新聞社の姿勢・記者の個性によって記事のまとめ方・見解が異なるので、記事の内容が違ってきます。
複数の新聞を見比べることにより、様々な見方・考え方を知ることができます。
新聞の種類
新聞は次のように、いろいろなわけ方ができます。
1)発行形態によるわけ方
日本全国に販売拠点を持ち、全地域の読者を対象とする全国紙と、特定地域の読者を対象とした地方紙の2種類の発行形態があります。
①全国紙 : 朝日新聞・読売新聞・毎日新聞・日本経済新聞・産経新聞など
②地方紙 : 京都新聞など
2)内容によるわけ方
全分野の内容を偏りなく掲載している一般紙と、それぞれの分野に特化した紙面で構成している専門紙
の、2種類に分けられます。
大谷大学は仏教系大学ですから、宗教関係・仏教関係の新聞の所蔵もあります。
①一般紙 : 朝日新聞・読売新聞・京都新聞など
②専門紙 : 日本経済新聞・中外日報など
3)収録メディアによるわけ方
新聞紙は紙質が悪いため保存に向いておらず、また、記事検索の索引もありません。
そのため、保存に向いた様々なメディア形式に変換されています。
また、最近では各新聞社がウェブ上で記事を公開しています。
オンラインデータベースの使い方
①大谷大学HPを開き、左の項目の中から図書館を選んでクリック。
②図書館ページの中央にある■情報検索(OLIS)内のデータベース検索をクリック。
③このなかから、調べたいオンラインデータベースを選びます。
Ⅲ.雑誌記事の探し方
雑誌は、以下の2種類に大分することができます。
A)学術雑誌
研究者の研究成果を発表するためのもの。掲載には審査が必要なものが多く、専門性が高い。
B)一般雑誌
学術雑誌に比べ、娯楽性が強い。しかし情報源としては有効である。
雑誌は年刊・月刊・週刊等の頻度で発行されているため、図書よりも情報を早く手に入れることができます。
特に、新しい研究分野などに関しては、雑誌論文(記事)を参照する必要があります。
しかし、雑誌論文(記事)を探すのは、少々難しい作業です。なぜなら、雑誌論文は雑誌の中に入っている記事のひとつであって、雑誌の名前そのものではないからです。そのため、大谷大学のOPACの簡易検索でも、Webcat Plusでも、検索することができません。自分が求める論文が、何という雑誌の何号の何ページに載っているかを探す必要があります。そこで、雑誌論文(記事)を探すためのデータベースとその使い方をご紹介します。
①大谷大学HPを開き、左の項目の中から図書館を選んでクリック
②図書館ページの中央にある■情報検索(OLIS)内のデータベース検索をクリック
③GeNii(ジーニイ)学術コンテンツ・ポータルをクリック
④GeNii学術コンテンツ・ポータルの画面より、CiNii NII 論文情報ナビゲータのアイコンをクリッ ク
⑤CiNii論文情報ナビゲータの画面が開きます。今回は簡易検索を使った例を説明します。
⑥「臨床心理」と「仏教」のふたつのキーワードから論文を探します。キーワードとキーワードの間 はひとマス分、 スペースをあけます。 入力ができたら論文検索ボタンをクリックします。
⑦検索結果が表示されました。今回はこの中から「仏教伝道における心理相談の研究」という論 文を選びます。
⑧論文詳細情報が表示されます。この論文は『曹洞宗研究員研究紀要』の33号(2003年3月 発行)、 p.188から p.166に掲載されていることがわかりました。
論文名から収録雑誌を調べることができました。必要事項は紙に書き留めておきましょう。
では、この収録雑誌はどこの大学図書館に所蔵されているでしょうか?
Webcat Plusのアイコンをクリックしてみましょう。
⑨Webcat Plusの画面が開きます。書誌情報の上に、所蔵図書館数が表示されます。 この所蔵図書館をクリックします。
⑩所蔵図書館名が表示されました。スクロールして、大谷大学に所蔵されているか確認します。
⑪大学名は省略された名称で表示されます。漢字の音読みの五十音順で並んでいます。大谷 大学の名前を探す ときは「オ」で探しがちですが、漢字の音読み(濁点抜き)ですので「タ」で探します。
⑫大学名をクリックすると、その大学図書館の利用案内などが表示されます。他大学の図書館 を利用する場合は必ず確認してください。
Ⅱ. MAGAZINE PLUS(マガジンプラス)
CiNiiと同様、雑誌論文や記事の検索ができます。CiNiiと採録雑誌が少し異なるため、MAGAZINE PLUSでしか検索できない論文もあります。一般雑誌の記事が多く収録されています。
※利用するためには、OUNET にログインする必要があります。
※MAGAZINE PLUS には契約上、一度に2人までしかログインすることができません。既に2人がログイン中の場合、どちらかがログアウトするまでお待ちいただくことになりますのでご了承ください。
①大谷大学HPを開き、左の項目の中から図書館を選んでクリック
②図書館ページの中央にある■情報検索(OLIS)内のデータベース検索をクリック
③MAGAZINE PLUSをクリック
④MAGAZINE PLUSの画面が開きます。
⑤「臨床心理」と「仏教」のふたつのキーワードから論文を探します。キーワードとキーワードの間はひとマス分、スペースをあけます。入力ができたら論文検索ボタンをクリックします。
⑥検索の結果、16件の論文が見つかりました。次に一覧表示をクリックします。
⑦ここでは「ビハーラ活動の家族観序説」を例とします。論文の左側にあるチェックボックスにチェックマークを入れ、「チェックしたものを表示」をクリックします。
⑧論文詳細情報が表示されました。この論文は『仏教文化』の16号(2007年3月発行)、p.71からp.98に掲載されていることがわかりました。
論文名から収録雑誌を調べることができました。必要事項は紙に書き留めておきましょう。
ページ数の後ろに、大谷大学図書館OPACというリンクがあります。この雑誌が大谷大学に所蔵されているかを調べることができます。クリックします。
⑨大谷大学のOPAC検索結果が表示されます。この雑誌は大谷大学に所蔵があることがわか りました。
Ⅳ.相互利用について
頑張ってCiNiiやMAGAZINEPLUSで雑誌論文を探し出せても、大谷大学の図書館にはその雑誌がない。
そんな時でも、解決方法があるんです。
大学図書館は、相互協力ネットワークでつながっています。相互協力ネットワークとは、「お互い足りない資料を補い合いましょう」というネットワークです。1つの大学ですべての資料を集めるのは不可能ですから、足りないものは持っているところに協力してもらえるのです。
A.他の大学へ見に行く(紹介状を持って行く場合)
1.大谷大学図書館カウンターで閲覧申込書に必要事項を記入し、紹介状の作成を申し込んでください。
2.紹介状ができたら掲示でお知らせします(作成には遅くて3日ほど時間がかかります)。
大谷大学図書館1Fカウンターで受け取り、紹介状と身分証を持って、他大学へ行きます。
※紹介状及び、添付書類に記載された諸注意事項をよく読んでください。
3.他大学で資料を閲覧させてもらい、可能であれば必要部分を複写して帰ることができます。
※資料の複写は相手大学の許可が必要で、なおかつ著作権法の範囲内であることが条件です。
例えば、図書の場合は全体の半分以上、雑誌の場合は最新号もしくは一定期間を経過していないものは、複写できないといった決まりがあります。
B. 必要部分のコピーを取り寄せる
1.Webサービスの文献複写申込画面に必要事項を入力し、大谷大学図書館を通じて文献複写を申し込んでください。必要箇所のコピーを送ってくれるよう、大谷大学から他大学へ申し込みをします。
2.複写物が届いたら、お知らせします。図書館1Fカウンターで料金を支払い、資料を受け取ってください。
※おつりのないようにご用意ください。
Ⅴ.公共図書館について
公共図書館は一般市民に公開されている図書館です。小説などが主な資料のように思われがちですが、
一部研究書や地誌など調べものに役立つ資料も所蔵されています。
大学図書館とあわせて利用し、より多くの資料を活用しましょう。
☆京都市図書館は、大谷大学の学生は全員利用登録できます!!
なぜなら、京都市図書館は京都市在住者と、京都市の学校や職場に通う人が利用登録できるからです。
中央図書館と地域図書館の計20館のうち、一番利用しやすいところで利用登録しましょう。
☆京都府立図書館では、京都府に関する事柄について調べものの相談を受け付けています。
京都府在住者と京都府の学校や職場に通う人、または京都府の隣接府県に在住であれば、利用者登録をして本を借りることができます。
Ⅵ.レファレンスサービスとは?
「何を使って調べればいいかわからない!」
「欲しい資料はどこに行けば見られるのかわからない!」
などは、調査・研究の過程でよくある困りごとです。
そんな時には「レファレンスサービス」を活用しましょう!
必要な資料・情報をより早く入手できるように、図書館スタッフが調査のお手伝いをするサービスです。
調査が思うように運ばずに困った時には、まずは気軽にご相談ください。( 受付: 図書館2Fカウンター )
ただし、本館では、国立国会図書館における「レファレンス・資料案内」の規定に準拠してサービスをおこなっていますので、
以下のようなご質問・ご相談には応じていません。ご了承ください。
① 将来予測など、図書館員の推理、推論、価値判断を求める質問。
② 良書の推薦、図書の購入や売却の斡旋・仲介。
③ 古書・古文書・美術品などの鑑定および市場価格の調査。
④ 文献の解読・注釈・翻訳・抜粋の作成。
⑤ 学習課題、レポート・卒業論文、懸賞問題の解答などについての調査。
⑥ 個人のプライバシーに係わる事柄の調査。
⑦ 身上相談、法律相談、医療・投薬相談。
⑧ 網羅的な文献目録の作成。
⑨ 調査・研究の代行。
⑩ 合理的な検索手段のない記事や写真などの調査。
( 国立国会図書館HP「レファレンス・資料案内」より )




