学術研究

2011年度指定研究/国際仏教研究

2011年度研究計画

研究名 国際仏教研究
研究課題 諸外国における仏教研究の動向の把握と資料の整理・収集・公開
研究代表者 Robert F. Rhodes
研究組織 <研究員>
Robert F. Rhodes(大谷大学文学部教授 仏教学)
井上 尚実(大谷大学文学部准教授 真宗学)
藤枝 真(大谷大学文学部准教授 哲学・宗教学)
松浦 典弘(大谷大学文学部准教授 東洋史学)

<嘱託研究員>
Michael Pye(マールブルク大学名誉教授)
Mark L. Blum(ニューヨーク州立大学教授)
Paul Watt(デポー大学教授)
羽田 信生(毎田周一センター所長)
Michael J. Conway(本学非常勤講師)

<研究補助員>
斎藤 覚(大谷大学大学院博士後期課程第3学年)
王 奕明(大谷大学大学院博士後期課程第3学年)

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研究意義 ・目的

本研究は、諸外国における仏教を中心とした宗教研究の動向を把握するとともに、国際社会に対して本学の真宗・仏教研究を公開することを目的としている。21世紀の仏教研究は、ますます国際的な規模で行われるようになっているため、従来の英語圏に加えて、中国やヨーロッパなど、他の言語文化圏にも研究活動の範囲を広げていく必要がある。そこで、次の三つの言語文化圏を担当する班を置き、それぞれ下記のような研究目的で活動する。

(1)英語班:「真宗を中心とした仏教研究動向を把握し、真宗関連資料の翻訳出版を行う」
(2)ドイツ・フランス班:「プロテスタント神学との対話研究、および翻訳出版を行う」(ドイツ)
             「近代化と宗教: 主に浄土真宗の社会学的観点からの研究、および
             翻訳出版を行う」(フランス)
(3)中国班:「中国華北・東北・東部モンゴル地域の宗教と文化の研究」

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研究計画 ・方法

上記の研究目的を遂行するために、<受信>と<発信>という両側面から、以下のような活動を進めていく。

<受信>
(1)海外における仏教関係書誌の収集・整理とデータベースの構築。
(2)仏教を中心とした宗教研究者を招聘しての講演会・研究会の開催。
(3)海外における宗教及び関連文化の諸相の調査。

<発信>
(1)真宗・仏教関係文献の翻訳と出版。
(2)仏教・宗教関係国際学会の企画パネルを派遣。
(3)仏教・宗教関係国際学会に研究員が参加して論文発表。
(4)仏教・宗教関係国際学会を企画・開催。

その他、さまざまな形で、海外の宗教研究者や研究機関との交流を継続的に行っていく。

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