学術研究

2013年度指定研究/国際仏教研究

2013年度研究計画

研究名 国際仏教研究
研究課題 諸外国における仏教研究の動向の把握と資料の整理・収集・公開
研究代表者 井上 尚実
研究組織 <研究員>
井上 尚実(准教授・真宗学)
新田 智通(講師・仏教学)
藤枝 真(准教授・宗教学・哲学)
松浦 典弘(准教授・東洋史学)
織田 顕祐(教授・仏教学)
箕浦 暁雄(准教授・仏教学・人文情報学)

<嘱託研究員>
Michael Pye(マールブルク大学名誉教授)
Mark L. Blum(カリフォルニア大学バークレー校教授)
Paul Watt(早稲田大学留学センター教授)
阿満 道尋(アラスカ州立大学アンカレッジ校准教授)
羽田 信生(毎田周一センター所長)
大西 和彦(ベトナム社会科学アカデミー宗教研究院客員研究員)
Michael J. Conway(本学非常勤講師)
松下 俊英(本学非常勤講師・特別研究員)

<研究補助員(RA)>
光川 眞翔(博士後期課程第3学年)
林 研(博士後期課程第3学年)
尾﨑 俊文(博士後期課程第3学年)

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研究意義 ・目的

本研究は、諸外国における仏教を中心とした宗教研究の動向を把握するとともに、国際社会に対して本学の真宗・仏教研究を公開することを目的としている。近年、仏教学・宗教学の分野における国際化は以前にも増して急速に進んでおり、真宗についても外国語による研究を視野に入れなければならない状況にある。そうした動きに対応すべく、次の三つの言語文化圏を担当する班を置き、それぞれ下記のような研究目的で活動する。

(1)英米班:「真宗を中心とした仏教研究動向を把握し、真宗関連資料の翻訳出版、欧米の研究者・研究機関との共同研究を立案・推進する」
(2)ドイツ・フランス班:「プロテスタント神学との対話研究、および翻訳出版を行う」(ドイツ)
「近代化と宗教: 主に浄土真宗の社会学的観点からの研究、および翻訳出版を行う」(フランス)
(3)東アジア班:「中国華北・東北・東部モンゴル地域の宗教と文化の研究を行う」

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研究計画 ・方法

上記の研究目的を達成するために、<受信>と<発信>という両側面から、以下のような活動を進めていく。

<受信>
(1)海外における仏教・真宗関係新刊書、研究論文の書誌データ収集と整理。
(2)仏教を中心とした宗教研究者を招聘しての講演会・研究会の開催。
(3)海外における宗教及び関連文化の諸相の調査。

<発信>
(1)真宗・仏教関係文献の翻訳と出版。
(2)仏教・宗教関係国際学会に企画パネルを派遣。
(3)仏教・宗教関係国際学会に研究員が参加して論文発表。
(4)仏教・宗教関係国際シンポジウムを企画・開催。

その他、さまざまな形で、海外の宗教研究者や研究機関との交流を継続的に行っていく。

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