初年次教育
大学での学び方を身につけ、専門領域へ。留学を含め、自分を大きく広げていく4年間。
大学の学びで求められるのは、自ら考え、答えを導き出す学習姿勢です。文学部ではこの姿勢を育むため「学びの発見」を、さらに各学科の専門的な研究を行ううえで不可欠な知識や技術を身につけるための「専門の技法」を開講しています。こうした段階的な学びが、専門領域を追究していく第2学年以降の土台となり、4年間の学習を確かなものにしています。
学びの発見
大学ならではの主体的な学習姿勢を育む
興味のあることに、ひたすら打ち込んで追究できるのが大学の学びの魅力です。テーマも研究方法も自由ですが、それだけに何に興味があるのか? 何が学びたいのか? という研究に対する主体性が求められます。「学びの発見」では、グループ内でアイディアを出し合うブレーンストーミングや、出し合ったアイディアの意味を話し合い、整理するKJ法を実践。その後、アイディアを他者に伝えるためのレポート作成法を学び、自ら作成したレポートを発表します。これらの作業を通して、たくさんの物の見方、考え方に出合い、視野を大きく広げることの大切さを学びます。こうした経験により大学での研究姿勢が自然に身につき、学ぶ意欲を高めます。
授業の流れ
大学での学習の基礎力を身につけることを目的に、第1学年の前期に開講。自由な発想、積極的な表現、正しい情報収集などの練習を通して、学びの主体的な姿勢を育みます。
| (1) | ブレーンストーミング |
| ▼ | グループ内でアイディアを出し合う。 |
| (2) | KJ法 |
| ▼ | 出し合ったアイディアの意味を話し合い、整理する。 |
| (3) | レポート作成 |
| ▼ | アイディアを他者に伝えるため、自分の解釈を文章で表現する。 |
| (4) | 資料収集 |
| ▼ | 図書館や書店、インターネットを使い、関連資料やデータを収集する。 |
| (5) | レポート発表 |
| レポートの内容を口頭でわかりやすく発表する。 |
ブレーンストーミングとは?
自由な議論を通じて新たなアイディアを発想する手法のことです。人の意見を批判せず、質よりも量を重視 し、自由な発想で意見を交わして新たなアイディアや解決策を導きます。
KJ法とは?
新しい発想を生み出すため、データや断片的なアイディアを統合する手法。カードに関連する事項を1枚ずつ 書き、関連性のあるカードを集約、整理して問題解決の糸口を見出します。
教員メッセージ
「当たり前」を疑い、自分なりの視点で物事を捉えてみてください
「学びの発見」 担当教員
◆ 平野 寿則
独創性は、自分の内にあるわけではなく、広い視野と知識、多くの人々の考え方にふれることから生まれます。ものの「見方」「捉え方」「考え方」の多様性を知り、自分だけのオリジナルの考えを生み出してください。
受講生の声
意見を交わすことで考えが発展し、新しい発想が生まれます
文学部 国際文化学科 第1学年
●西山 勝彦
自分の考えに固執するのではなく、さまざまな人の考えを知ることで、新たな発想が生まれてくるのを身をもって体験。今後、興味ある分野の研究を進める時に、考えを深めていく方法を身につけることができました。
専門の技法
自ら問題を解決する研究者としての基礎能力を養う
第1学年の後期に開講される「専門の技法」は、 各学科の専門性に沿って、より具体的な学 び方や考え方を学び、課題を発見し、解決する方法 を探るという一連の流れを体得します。内容は学 科によってまったく異なり、真宗学科や仏教学科で は仏教を専門的に学ぶための基礎を学習。また、哲 学科や歴史学科、文学科では、各専門分野の資料 を読み解き、読解力や視点のもち方など、ひとつの 分野を研究する姿勢を育みます。さらに社会学科で は第2学年からのコース選択をふまえて、どんな方 面に関心があるのかを確認し、人文情報学科では パソコンの基礎的な使い方を習得します。こうした 準備期間を設けることで、第2学年からの本格的な 学びに対応できる、研究姿勢とスキルを養います。
各学科で身につける専門の技法とは?
真宗学科
真宗学の基本的学習方法を学ぶ
仏教学科
仏教学を学ぶために
-仏教伝来-
哲学科
哲学科で学ぶということ
社会学科
現代社会学・文化人類学・社会福祉学の特長を知り、自らの関心の所在を確かめる
歴史学科
歴史学研究入門
-歴史学研究の目的と方法を学ぶ-
文学科
文学作品の読解と研究の方法論を学ぶ
国際文化学科
異文化を学ぶ意義と方法について考える
人文情報学科
道具としてのパソコン -入門から実用へ-
複数OS(WindowsとUNIX)によるデータ共有入門
教育・心理学科
教員に必要な表現力・創造力の育成
~音楽・図画工作・国語における表現教育の体験~



