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2016年度新着一覧

2016/09/29【キャンパス総合整備計画】

尋源館「登録文化財」登録プレート取付および尋源館銘板を設置

本部キャンパス総合整備計画の進捗に併せ、本学のシンボルである尋源館に「登録文化財」登録プレートの取付および銘板の設置を行いました。

尋源館「登録文化財」登録プレートおよび尋源館銘板

本学尋源館は1913(大正2)年10月に竣工し、2000年には登録有形文化財として国から告示を受けましたが、今回の本部キャンパス総合整備計画では尋源館を中心とするキャンパス整備として進めました。

特に、尋源館をキャンパス軸の中心に据え、尋源館の眺望を重視した計画として慶聞館の各室が設計されています。

【総務課】

尋源館銘板

尋源館(JINGENKAN)
尋源館は1913(大正2)年10月に竣工した。それ以前、200年余りの歴史をもつ東本願寺の学寮は、伝統的な学びを受け継ぐ高倉大学寮と、近代の思想・学問を見すえた学びをめざす真宗大学とに分かれ、1901(明治34)年、大学は東京巣鴨に開学された。1911(明治44)年、両者は再び京都の地で統合され、2年後に現在地に移転・新築された。
ルネサンス様式を基調とし、赤煉瓦をベースに正面や窓等の装飾には花崗岩や白大理石を用いている。大正期洋風建築の最古例の一つである。
長く大学の本館として重要な役割を担ったが、1982(昭和57)年の学内整備により、建物の意匠を遺しつつ両翼部を短縮するなど改装が施され、「尋源館」と命名された。名称の典拠は本願寺第3代覚如上人の『報恩講式』の「酌流尋本源」(流れを酌んで本源を尋ぬる)の文による。2000(平成12)年に国の登録有形文化財に指定された。
館上部の尖塔は三島由紀夫の『金閣寺』にも登場するもので、同時期の学校建築等にも類似の意匠がある。近年の研究では「ランタン」「頂塔」とも称される、真理の灯・学の尊さを象徴するものとする説が有力である。
どのような時代や社会の状況にあっても、常に真理探究・人間探求の学びの灯を守り育んだ大谷大学のシンボルとして、尋源館は私たちに大切なメッセージを伝え続けている。

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